まいど、あーくんです。
雇われ社長として毎日なんとかやっております・・・。
と言いたいのですが、状況がいっこうに改善しない!!
私はアパレル関連の仕事に携わっていますが、7月現在でもいっこうに回復の目途が立たないことへ苛立ち始めています。
巷では、飲食店や旅行業界がマスコミなどで取りざたされていますが、私はアパレル業界も前代未聞の大不況に突入していると感じています。
私たちの業種の急停止は、おそらくは今年の2月からと感じる人がほとんどだと思います。
小売りのかたは4月以降の感覚かもしれませんが、製造や卸などはもっと早めから警戒していたためかなりの長期停滞に入っています。
実際に売り上げが急減して2月・3月・4月・5月・6月・そして7月と約半年が経ちました。
まだ倒産は免れていますが、小さな企業が約半年間の赤字なんて前代未聞です。
おそらく私たちの業界の8割近くが同じような状態だと思います。
持続化補助金や無利子借り入れ(コロナ融資関連)、今後手続きする予定の雇用調整助成金などを活用していますが全く補填になりません。
おそらくは3か月分くらいの補填でしょうね、私の会社ですと。
最早努力の範疇ではないような気がします。
末端の商品が売れない!!
今後の収入減が見込まれる中では、必要最低限度の買い物のみ。
多くの人が「これからはネットの時代」と言います。
私もその通りだと思います。
ただし市場全体をネットのみで補完するには限度があります。
しかも出口が全く見えません。
何時になったら終わるのか・・・・?
奇妙なことに周りに限ったことですが、これだけ悪化しているのに1件も倒産の話をまだ聞きません。
嵐の前の静けさのような感じです。
以前のブログでも言いましたが、今年の秋から年末ぐらいから倒産ラッシュが始まると思っています。
今までストックしていた資金の枯渇。
そして新たに借り入れをしている資金はまだ余裕があるものの、多くの経営者は返済の見込みを計算します。
おそらく来年の春ごろまでに結果を出さないと今後の返済計画に大きな影響が出ると思われます。
ずっとじゃぶじゃぶ赤字の垂れ流しは出来ません。
何時かは決断すべきです。
早ければ早いほど傷は浅く済みます。
私も冗談で、「いつ辞めるか考えないと」と言っていましたが、ここまで売り上げの目途が立たない状態が続きますと、本気で検討しないといけません。
いまならまだ、返済余地がありますので夜逃げせずに会社をたたむことが出来るからです。
私の会社は来年の春くらいが限界ですね。
12か月連続赤字になったら(連続はあり得ないかもしれませんが)、資産売却のみでは補填が難しくなります。
これまでは何とか国の支援策を織り交ぜてやってこれました。
従業員も今までは何とか給与保証していましたが、そうもいかなくなります。
地獄はこれからですね。
雇われですが経営者となると、自分を犠牲にしてでも何とかして従業員を生かしたいと考えるのですが、もう方法が無くなりつつあります・・・。
ここまで仕事が暇だと心が折れそうになったという話でした。(だから仕事中にブログを書きました(苦笑))
まあ今の会社がダメだからといって、私は後悔しませんが。
やるだけのことはやってみて、ダメなら仕方が無いです。
それも人生!!
いっそのこと仕事を辞めて「キャンプ三昧」というのもありなんですが(笑)・・・。