「実質賃金3年連続マイナス」資産収入の伸びには勝てるわきゃない


まいど、あーくんです。

早速ですが、働いている方は昇給してますか?

私は世の中の動きと逆走してぐんぐん減給しています(苦笑)

給料はピーク時からいくと、約60万円・約40万円・約25万円・約20万円・約17万円、そして今回から約5.4万円です。

これらの数字は額面です。

手取り額ではありません。(手取りだともっと少ないですぞ)

就職氷河期から何とか就職して、徐々に斜陽産業化していくなか、成り上がりを目指し私は雇われ社長までなり、最近は独立して個人事業主になり自分を守ることに必死な仕事人生でした。

周りの会社と比較してもそんなに大きな失敗をしたという感じはしてないのにこの苦戦ぶり(苦笑)

逆によくやってる方かと自画自賛しています(苦笑)

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★マイクロ法人へ移行した★

現在の給料5.4万円はFIREへの過程としてマイクロ法人化していくための減給です。

いきなり廃業すると税金・社会保障費の負担が大きすぎるので徐々に減らす作戦です。

それと今後のことは分かりませんが、社会保険料を最低ラインで維持しておきたいためです。

前回でも少し話した通り、業界の斜陽化に歯止めが効かないので、まだまだ残っている事業借入金の返済のピッチを上げていく為でもあります。

最後のコロナ融資枠を目いっぱい使用したので、低金利で借りることができたのは良かったのですが、業績がいっこうに戻らない( ;∀;)

今後も戻る兆しがまったく無い。

多分このまま大きく市場規模が大幅に縮小していく。

外食産業と同様に大手のチェーン店ばかりになっていく。

インフレの影響が業績にここまで影響するとは・・・。

長らく続いたデフレマインド禍でのインフレは消費者はより一層の節約という選択肢をしてししまっている。

本当はどうしても必要な消費は先先に購入していかないとどんどん値上げしていくので損する可能性が高いのですがね。

しかし当時こんなに業績が戻らないとは予想だにもしていませんでした!!

よって今後の起こりえる最悪を想定して事前防止策として返済を最優先することにしたわけです。(自己資金は使いたくないし)

業務をつづける場合だと、固定金利なので先延ばしをなるべくしたほうが得策なのですが、今後マイクロ法人化して業務を縮小する予定なので利益が出たら即返済にしていったほうが良いと言う決断です。

今だから言えることだが、本当なら借りた時点で本事業を停止して、資産運用法人にしておけば良かったかもしれない。

そっちの方が儲かったような気がする(苦笑)

この数年間で運転資金用と赤字補填のためにつかってしまったがために返済におわれるはめに・・・。

そんなに大きな損は出していないんですが・・・。

自分の固定費(給料)が足を引っ張る感覚だ。

★実質賃金がマイナス中らしい★

ところで最近のニュース観ましたか?

2022年、23年、24年と約3年間、実質賃金がマイナスらしいです。

そして先に言っておきますが、実質賃金がマイナスの時代に私はこの3年間で大幅に資産を伸ばした。

そしてついでに最新ニュースですが、消費者物価指数は6か月連続で3パーセント台後半の高い伸びが続く。

おそらく今後は世界規模レベルの大不況がこない限り高インフレはつづくし、日銀も金利のある世界へ戻るべくそういう政策を実行中。

もし不況になるということは金利やインフレは収まるかもしれないが、今度は業績が急激に悪化する。

どちらに行っても未来は地獄(笑)

そりゃそうですよね。

商品の値上げラッシュと増税が止まりませんからね。

私の会社にもいまだに値上げ申請が来ています。

後日ブログでまた書きますが、最近の私が働いている業界(アパレル資材関連)の値上げ理由が徐々に変化しつつあります。

それは最近の特徴は原材料の値上げもそうですが、「業績悪化のため小ロット対応に切り替えるために値上げします」というもの。

在庫回転数が著しく悪化しているため、少しでも在庫圧縮させるのが狙い。

それが今年に入って本当に増えてきました。

もう悪化スパイラルが止まりませんね。

そういった様々な値上げがあるなかで、一部の好調な業界を除き、どれくらい賃金を上げることが出来るのか?

多くの中小企業は既に限界がきていると思います。

でもそれは仕方が無いと言えば仕方が無い。

インフレ時代というのは、商品の値上げ・借入金利の上昇・人件費高騰などこれまでのデフレと真逆の展開。

資本力・競争力が無いともはや生き残れない時代になりつつあるということです。

旧態依然の現金比率の高い内部留保型の会社体系ではもう生き残れません。

★資産収入を伸ばすしか道は無い★

有名なトマピケティ著の「21世紀の資本論」で記された【r>g】の証明。

「資本収益率(r)はつねに経済成長率(g)より大きいという不等式が成り立つ」

資本主義が始まったこの数百年間、常に資本収益率が経済成長率を上回っているという事実。

要は資産を保有している人間が労働収入を常にアウトパフォームしている。

これはインフレ禍でもデフレ禍でも関係ない。

ここで言う資産とは、企業・株式・不動産などの富を生み続ける資産を有しているかどうかでこの世の勝敗が喫すると私は理解しています。

そして一日でも早くこの事実に気付けるか!!

そして行動起こせるか!!

「こんな不平等な世の中を改める」努力をするよりも、この原理を逆に利用するのが効率的だと私は考えています。

だから常に仕事に対して不満だった私は、今後どうするべきかを考えて資産運用するに至った訳です。

前から思っていたのですが、本当のお金持ちほど仕事を忙しくしているようには見えないんですよね。

「なんでだろう?」ってずっと疑問に思っていました(笑)

会社が大きい?貯金が多い?いや違う。

お金でお金を効率よく稼いでもらっているからです。

そのからくりを知ったから私もサイドFIREを目指したわけです。

若い子を中心にこういった「FIRE信仰」が増えているのはあながち流行りだけという訳では無いと思います。

時代の変化を嗅ぎ取り、色々と考えた結果、資産収入を増やさないと永遠とラットレースから抜け出せないと感じ取った結果でしょう。

私も大成功とはけっしていえませんが、何も行動を起こさなかった場合と現在ではおそらく資産が雲泥の差だったでしょう。

それくらい労働収入を上げることは、初期段階では比較的安易に可能ですが、難易度が高いです。

どこかで必ず頭打ちします。(上昇率が緩やかになる)

それは従事する業界により異なりますが、(給料が)上がれば上がるほど難易度が高まるのは確かです。

★資産収入は「実」になるまで時間と労力がかかる★

一方で株式投資などの資産運用はどうでしょう。

リスクは当然あります。

それは仕事に対しても同じだと私は思います。

しっかり分散してリスクの許容度を間違えなければ、年間平均数%の上昇が見込めます。

と言っても年間数%レベルですけどね。

分散投資はドラクエでいう「賢者」と同じ。

労働と違い、成長は遅いがレベルが上がるほどにバランスよく強くなる。

聞こえますよ、マイナス年もあるって?

それは勤めている会社も同じです。

赤字の年もあるでしょう。

それと同じ。

リスクに備えて自身のリスク許容度を逸脱しなければいいかと思います。

不動産投資なんてお金を借りることも出来ますからね。

達人レベルになると、一銭も身銭を切らないで稼ぐことも可能な世界。

当然リスクもありますけど、好きな人はやる価値ありです。

★カラクリを利用しまくれ!!★

ひとつ言えることはインフレ時でもデフレ時でも資本主義の世界では労働者は搾取されるのみなんです。

それが資本主義の根幹。

国からはバレないように見えないように税金を取られ、資本家からもバレないように上手くコントロールされる。

労働者には主導権がほとんどない。

メリットがあるとしたら相手に生殺与奪を渡す代わりに自己責任というリスクが低くなるということのみ。(果たしてそれが低リスクと言えるかどうかは人次第です)

私は確かに仕事では現状のインフレに対応が難しく苦戦しています。

それは紛れもない事実。

現に事業がしんどくて給与を下げるに下げまくっている。

しかし逆に言えば、それをしても生活に支障が無いように時間をかけて対策を練ってきた。(個人金融資産を膨らましてきた)

なので余程のアホなことをしない限り絶対に倒産することはない。

なぜならすでに個人金融資産が会社の資産を超えているからです。

なんか変な感覚ですが(笑)

個人資産が会社を上回るって。

賃金は徐々に上昇するでしょうが今後も日本は実質賃金が劇的に改善することはないでしょう。

もし今後劇的に改善して給料が上がりまくる時代になっていたとしたら、資本家はもっと儲かる。

企業業績や株価や地価は給与上昇率よりももっと上がるし、給与に反映される前に投資家が先に反映される。

世の中とはそんなものだ。

この世の中に文句を言ってもあなたの生活はいっこうに良くならない。

リスクを取らないと!!

この不平等な社会のカラクリを恨むか利用するかはあなた次第なのです(笑)


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