まいど、あーくんです。
備蓄米が放出されてお米の値段がようやくチビチビと下がってきましたね。
さらに4月から食品関連・生活必需品関連・光熱費などを中心に軒並み再値上げに踏み切っていますね。
私の会社はアパレル関連ですが、やはり同じく原料が4月以降軒並み値上げ申請がきていました。
また顧客に値上げ交渉しないといけない。
正直もう疲れましたわ(苦笑)
これまでは商売上、顧客から「高いからもう買わない」と言われるのが怖くて、色々と代替え案を考えてきていましたが、最近は「もういいかな?」と思っています(笑)
去年はそれで失敗し、損害を受けました。
なので商売が無くなったら無くなったでもういいかな?
もくじ
★新時代へ!!どちらを選択するか★
まず最初に私が今回のブログタイトル「産業構造大変動!!もうどちらかを選択しないと生き残れない時代へ」と書いたのには理由があります。
それはもうどちらかを選択しないと難しい時代になってきたということです。
「どちらか選択」と言うのは、
①現状維持で逃げ切れるか
②時代に対応していくか
です。
普通に考えたら「②番を選択せよ!!」となりますが、FIREを目指している人は特にですが①番でも良いかと思います。
現に私も①番を選択しましたしね。
ちなみに私は年齢的にも体力的にも気力的にも難しいと思ったので様々なリスクを考えて①番を選択し、準備をしてきました。
それが無理なら、すでに始まっている時代の変化に対応していくしかありません。
それくらいコロナ禍を境に時代が大きく変化していっています。
ちなみにまだ年齢が若い人は絶対に②番を選択してくださいよ(笑)
と言いますか、自然とそうなるでしょうが。
もう何も考えずに周りに流されて行動しなかったら足許すくわれますよ!!(特に就職氷河期世代は)
インフレ時代は弱肉強食と言いますか、結果次第で貧富の差が拡大しやすくなります。
★インフレは一度火が付くと中々止まらないもの★
2022年ころから始まった値上げラッシュ。
本格的なインフレになりすでにもう3年近く経過しました。
そのころに比べて、生活費が最低でも10%以上増えたと思います。
年間生活費400万円くらいの家庭なら、単純計算で実に最低でも40万円くらい負担が増加しているはず。
内容量を減らされたりとかのステルス値上げも含めたら負担はもっと?
恐ろしや。
原価だとこのレベルではありません。
この数年間だけですでに3割近くに達しています。
もうそのまま価格転嫁できない水準まできています。
同じ商品をこのまま3割値上げしたら購入するの考えるでしょ?
というかもう素直に買える水準を越えてきているでしょ?
コロナ前よりも外食は増えてますか?
我が家はかなり減りました。
コロナの自粛生活で生活様式が変化したのが大きいのですが、この前久しぶりに焼き肉に行ったら以前と注文する点数が変わらないと思ったのですが、支払う時びっくりしました(笑)
全体で約2割くらい値上げしているような。
以前なら16000円前後くらいだった支払いが20000円を超えていました。
何もかもが値上がりして、以前とはもう違う時代に突入したんだなとまじまじと思います。
いっぽう話は変わりまして、給料は上がりましたか?
なんか春闘が出来る大手企業さんは満額回答連発だそうで、ウハウハらしいですな。
ただこれにはもう一つの理由がありまして、人材の囲い込みをしないと今後の戦略が危なくなる意味合いがあります。
一方で私のような現状維持を選択した斜陽産業で零細企業はもうドン底です。
給料も下がり続けています。
給料が下がっているうえに税金・社会保険料の負担増で手取りも毎年減っています。
低所得に分類されて負担率が減っているはずなのに手取り額が減少しています。
マジで社会保険料は天井知らずですな。
現行維持でも毎年手取り金額が減少しています。
なんか働くのが馬鹿馬鹿しくなりますわ(笑)
私の働いている業界はアパレル関連企業ですが、「不景気」と私は散々言ってきましたが最近どうも違うような気がしています。
それは不景気なんではなく、産業の構造転換です。
他の業種は分かりませんが、これまでの産業構造ではもうやっていけない時代になりつつあるということです。
コロナ禍前と後で構造がかなり変わっちゃいました。
今ここでボ~としていると完全に置いてけぼりです。
私は前世代の人間なので、ドロップアウト(FIRE)寸前です。
もうついていけない。
しかしまだ年齢が若い人間や残らざるえない人間は否応なしについていかないといけない。
もうついていけない人間は次のステージに立てる準備をしておかないといけません。
私はほぼ準備が完了いたしました。
私は恥ずかしながら正直今の時代の変化に付いていけていない。
本当はコロナ前後で辞めたかったのですが、当時はまだこのような状態になる確信が無かったのと単純に金融資産額に自信がなかったからね。
★リスク分散から一極集中の効率化の時代へ★
どう変わったのかと言いますと、インフレで何もかもが値上げしている時代で大手企業を中心に人材・商品の囲い込みが始まっています。
前にも書きましたが、少し前に流行った人材も商品もアウトソーシングをして負担を軽くしリスク分散するのではなく、グループ化して企業の囲い込みをしていくのが熾烈になってきました。(私はこれを業界のブロック経済化と勝手に語っている(笑))
独立独歩でやってきたフリー企業は現在、大変です。
一番の問題は高インフレによりサプライチェーンの不安定化がどの業界でも始まっていること。
コロナ禍以降特に酷くなってきています。
安定して商品が入らない。(価格・品質・供給)
なので大手企業を中心に円滑な安定した供給を行うためと価格安定のためにグループ会社によるブロック経済化が始まっています。
この構図は世界史をよく知っている人は分かるかと思いますが、国(グループ会社)の支配規模が大きければ大きいほど効果を発揮します。(植民地が多い国ほどやっていけるのと同じ構図)※連合国
逆に独立独歩の小さい企業はこれまでの既存の顧客ではやっていけませんので、他業種や共食いの如く顧客の奪い合いとなります。
もう生きるか死ぬかの奪い合い(苦笑)※枢軸国の如く
ただ生き残るには国家にしても企業にしてもどちらかの選択肢となりそうです。
アパレル関連業界は現在まさにこんな感じに進みつつあります。
現に我々の周りの会社も大手企業を中心にそういった動きが活発化してきています。
少し前のようにもう低価格でいつでも安定供給みたいな構図ではすでにありません。
熾烈な奪いあいが始まっています。
大手は既にそういった行動を起こしています。(サプライチェーン事業部とかM&A部とか)
中クラスの企業でもちらほら見かけます。
もしくはグループ傘下に入っていっています。(入らないと安定注文がもらえない。もう生き残れない)
一方で零細企業は・・・。
ちょっと厳しいかもしれない。
昔と違い、隙間が無い。
今のところはですよ。
もしかしたら今後は綻びが出てきて、我々零細企業が暗躍できるスキマ商売があるのかもしれません。
今のところあるとしたらインフルエンサーのような不特定多数のコアなファンをどれくらい持てるかにかかっているのもしれませんね。
★時代にとり残された人間はどうすべきか★
私はもう正直しんどい。
51歳でひとり社長、頑張る気力・体力がもうあまり無いんです。
なのでFIREするという選択肢。
幕末で言うと幕府側であり、太平洋戦争前後の戦前の生き残り・・・。
価値観が180度ガラッと変わりつつある時代、これからの世の中の事の成り行きを静かに見守る。
もし30歳代くらいならまだまだ勝負をかけるかもしれませんが、この年齢だと失敗する損失があまりにも大きすぎます(苦笑)
それくらいこれからは先が見通せない混沌な時代となりつつあります。
と時代を憂いてカッコよく言っていますが、単純にFIREして仕事の事何も考えずに自由に旅行に行きたいだけですけど(笑)