まいど、あーくんです。
投資家やセミリタイア界隈の多くの人は、「資産運用」などの資産価値の下落。
仕事をしている人は、「不景気の波」。
この二つが、現在は非常に厳しい状況になってきている人が多いと思います。
私もそのうちの一人です。
私個人の意見ですが、実体経済は間違いなく景気後退を余儀なくされると思っています。
株価は予想で動く代物だと私は思っていまして、現在の株価の動きが今後の半年後や1年後の実態の姿だと思っています。
すると今後数年間にわたって、
「求人の減少」から始まり、「ボーナスの減少」、「正社員のリストラからの不正規の増加」、最悪「倒産」が増加していくと予想されます。
今まで数年間の考え方「人手不足による賃金上昇」の全く逆の動きが始まります。
資産運用のほうはうまく去年から利確と損切により売却によりダメージは以前のレベルよりは低く抑えられたとはいえ、当然痛手ではあります。(経済指標が去年からかなり悪く感じていたため、現金比率を少しづつ上げていました)
あとは単純に仕事が忙しくてあまりこちらに神経を使えなかったというのもあります(苦笑)。
この感度が良かったのは、たまたまですが皮肉にも「会社経営」を任せれていた実体験の体感によるものだと思います。
明らかに今までの景気と違う感覚でしたからね。(その後、指標データと空気感を総合して売却に踏み切っていました)
しつこいくらいに言いますが、私は今回の「コロナショック」はあくまでも下落局面へのきっかけに過ぎないと思っています。
過去のブログでも最初に「資産売却を検討する」と言い始めたのは2018年中くらいからで、実際に売却を始めたのは2019年から、ブログでしつこく言い始めたのは2019年9月くらいからです。
そしてそれよりも私にとって大きな問題は「会社」(実態経済)です。
★今後は景気後退が課題に★
去年4月(2019年4月)より雇われ社長に復帰して、ぐらついている会社の立て直しを図っていました。
12月までは比較的、業績が厳しいとはいえ、想定の範囲内でなんとか改革をしていました。
しかし今年に入り、皆さんご存知のように「コロナショック」が発生!!
このダメージは私たちのような中小零細企業には思いのほかダメージが大きいです。
同月比でおそらく1月で約3割減。
2月でなんと約7割減ちかくになりました。(ほぼ開店休業状態です)
3月は少しは持ち直しつつありますが、依然として厳しいままです。
おそらく来月の4月くらいからこの大減少の月の支払いが始まりますので、資金力の乏しい中小零細企業は倒産、良くて廃業が続発されると予想されます。(売り上げの減少は仕入れの減少にもつながり比率的には大きく変わりが無いと思われますが、中小は人件費などの固定費の比率が大きいため、売り上げが大幅減少してしまうと一気に資金繰りが厳しくなる場合は多いです、景気が悪いから給料は払いませんとは当然出来ません。)
このような数か月にわたる長期の急激な売り上げ減少は過去を例に見てもありませんでした。(阪神大震災・リーマンショック・東日本大震災でもこれだけの急激な下落はありませんでした)
アパレル業界の業界不況に輪をかけて、本格的な不況が覆いかぶさってきました。
①人生に後悔を少しでも残したくないのなら前進あるのみ!!
「よりによってなんで私が復帰した1年目に起こるのか?」と自分の境遇に恨みもしましたが考えようによってはチャンスともいえるのかもしれません。
そう開き直るようになってきました。
正直に言って今回の件でいつ倒産してもおかしくは無い状況になりつつあります。
私の会社はファッションメーカーに卸す関係の仕事をしていますが、このような状況で売れるもへったくれもありませんもん(苦笑)。
もうどうせ今のままでは駄目なのは、去年に復帰していた時から分かったことでした。
遅いか早いかだけのことです。
しかし売り上げの減少が止まらないなか「やはり、私が営業に本格的に復活して少しでも下落を抑えた方が良いのではないか?」と考え、最初の構想の「改革なくして前進無し」がぐらついた時があります。
しかし今回の「コロナショック」で良い意味で開き直った感覚が生まれてきました。
それは、
「これは年齢的に生まれ変わる最初で最後のチャンスかも?」と思ったわけです。
どうせ今のままで不景気に突入したら間違いなく死ぬ(倒産)んです。
だったらみんなが四苦八苦している時こそ、生まれ変わるチャンスなのかも?
だったら前進あるのみ!!
自分を信じて「前進あるのみ!!」
そう考えるようにしました。
「ピンチはチャンス」です。
偉大なる投資家ウォーレン・バフェット氏も、そして多くの大企業家たちも「恐慌」時に前進した者たちです。
その時に成功者が生まれ来るのは間違いない。
どうせダメなら前進するしかない。
「勇気をもって前進したものが新しい世界を見ることが出来る」
これは成功した者だけが言えるセリフなどでは決してなく、うまくいかなかった者でも言えるセリフだと思っています。
人間は逃げた時のほうが一生後悔が生まれます。
挑戦した時のほうが、満足感が生まれます。(後悔しません)
これは心理学(科学的)でも言われています。
★追伸:ただし私は逃げ道を作っておきます★
追伸:ただし私の場合は「不退転」もしくは「背水の陣」で挑むことは性格上出来ません。
ですので定期的に来るこの不況時までにどれだけ資産をため込むかが勝負だと思っています。
セミリタイア資金がこの時ほどありがたいと思ったことは無いかもしれません。
だって最悪「倒産」して労働収入がゼロになったとしても今まで一切贅沢をせずにコツコツと資産運用してきた生活防衛資金の数千万円が私を守ってくれます。
私は「逃げ道」は絶対に作っておくべきだと考えています。
だから攻めることが出来ると私は思っています。
自分の中では「良い回転」が構成されつつあるかなと思っています。(以前のリーマンショック時はそもそも資金が少なくてほとんど何も出来ませんでした)
手元に防衛資金が無い状況で攻めることは私は怖くて性格上出来ません。
これは性格上の問題なので自分に合った方法を模索していってください。