米国トリプル安!!節目が変わる可能性が出てきたので投資先も少し修正中!!※検証画像付き


まいど、あーくんです。

みんな投資してる?(笑)

いや~大変ですな。

私は米国S&P500を中心にインデックス投資をやっていました。

多くの人は米国を中心に投資をしていたかと思います。

私もその一人です。

今後どうしようか悩みますな・・・

今回の視点は、あくまでも私の今後の投資戦略です。

私の投資戦略は、まずは防衛。

長期・分散・相互補完(逆相関的なこと)をモットーにしています。

私のポートフォリオは、これまで米国株と日本個別株に偏っていましたのでFIRE目前ということもありさらに世界中の株式市場と別セクター(ゴールド・債券・不動産・暗号資産)に分散していきます。

この戦略を資産形成期にすると利回りが低下することもあり、あまりお薦めできません。(現に時間が掛かってしまいました)

私が50歳を越え、FIRE間近で資産防衛(ボラリティを下げる)が主な目的のため、このような分散投資となってしまいました。

あしからず。

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★【トリプル安の米国】トレンドが変わるかも★

実はトランプ大統領就任前から徐々に節目が変わりつつありました。

特に今年に入り、トランプ関税に関係なく、米国からの資金流出が止まりません。

そして最近は株安・ドル安・債券安のトリプル安に見舞われています。

おそらく一時的には株価は持ち直すと思います。

しかし一度節目が変わるとトレンドはなかなか元通りになりません。

今後は米国株式市場・ドル通貨・米国債から、世界各国へと資金が大きく動く可能性が出てきました。

10年間くらいの期間があった米国一極集中のトレンドがいよいよ変化するかもしれません。

実は過去もずっと米国株が強いわけではありませんからね。

最近までは米国株、その前はブリックスブームで新興国株、そのまた前はITバブルで米国株、そしてそのまた前は高度成長かつバブル期で日本株、そしてそのまた前はオイルショック中の高インフレでゴールドという風に投資ブームが数十年おきに変化しています。

それでも私は全期間を平均すればどの市場よりも米国株が最強という方針は変えません。

なので全体の比率は下げますが、これまで通り米国株の積立投資は好不調関係なく淡々と買い増していきます。

これからが本当の仕込み時期です。

★他国の株式市場が米国をアウトパフォームし始めた!!★

現にドイツ株式市場(DAX)とS&P500を比較してもDAXがアウトパフォームし始めました。

これは意外にも思うかもしれませんが、中国株も同様です。

今年に入ってから米国株よりも調子がまだマシ。(良いとは言いません、まだマシという感じです)

ちなみに日本株は米国株とほぼ同じでヤバいです(苦笑)

さすが米国の舎弟です。

米国よりもさらに悪い。

ちょっと下げすぎでしょ💦

日足
NYダウ DAX 比較チャート

1年チャートです。

ちょうど1年前のゼロを起点にどれだけ増減しているかを見てみます。
青線がNYダウで、ピンク線がDAXです。

今年に入ってから逆転現象が起こっているのが分かるかと思います。

NYダウ 上海総合指数 比較チャート

こちらも同じく1年チャートです。
青線がNYダウ、ピンク線が上海総合指数となります。

意外や意外、中国株を全くやらない私はもっと酷い状態と思っていましたが、下げ止まりつつありそうです。

トランプ関税のあった直近でも思っていたほど下落していません。(中央政府が買い支えしているのかもしれませんが・・・)

中国株は良いとは言いませんが、NYダウと比較してほぼ同じか、徐々にアウトパフォームを伺い始めています。

一応、我らが日本株も入れときますか、


青線がNYダウ、ピンク線が日経平均です。

嘘やろ?米国株よりもパフォーマンスが悪い(苦笑)

もの凄い過剰に反応する市場です。

まあ私は高配当個別株しか日本株は購入していませんので今のところ大きな問題はないですが酷い惨状・・・。

日本市場は最近は新興国に似ていてハイリスクハイリターンなボラリティの高い市場になりつつありますね。

何かあったら上にも下にも異常に反応する。

デイトレーダーの人には魅力的な市場かもしれませんね。

日本株は置いておいて、徐々に約10年間一強だった米国株のパフォーマンスが徐々に崩れてきました。

ただそれだけでは潮目が変わったとは言いませんよね。

一時的なことかもしれませんしね。

★ゴールド(純金)が爆上げ中!!★

次は実物資産の代表格であるゴールドの指数です。

「有事の金」と言われる通り、世界がぐらつく時によく買われます。

ドルが不安定であったりする時は特にです。

現在はインフレヘッジと米国ドルの不信感により、自国の通貨防衛の為に世界各国の中央銀行が特に購入しているみたいです。

各国中央銀行がメインなのでちょっとやそっとでは売却には動きません。(儲けるのが仕事ではなく、通貨の安定・物価の安定がメインの仕事なので)

私もリーマンショック時代からちょっとずつ防衛資金用で積立投資しています。

現在、私の投資資産の中でも唯一、最高値を更新しています。

私が購入する最大の理由は米国不安ではなく、日本の将来への不安からですが・・・。

こちらはゴールドのETFであるSPDRゴールド・シェアです。
まずはゴールドの10年長期チャートです。

有事の金と言われるゴールドはコロナショック(2020年)前後くらいから出来高が増え、徐々に上がり始め、ウクライナ紛争によりさらに急激に伸び始めました。

有事の金から始まり、インフレヘッジで急上昇です。

現在も最高値を更新中です。

SPDRゴールド・シェア NYダウ 6ヶ月チャート比較


青線がゴールド、ピンク線がNYダウです。

実物資産と言われるゴールドが2月を起点に完全にアウトパフォームし始めています。

おそらく米国と中国がもめれば揉めるほど、トランプ関税により米国のスタグフレーションが進めば進むほどドルの信認にキズが付きますので上がると思われます。

日本も円で持つよりもゴールドで保有しているほうがたとえ円高になったとしても、ゴールドの方がパフォーマンスが良い可能性が大きいです。

日本もインフレ(スタグフレーション)が今後も持続する可能性が高いですしね。

ちなみに補足ですが、過去を参考にしますとインフレというのは一度トレンド化してしまうと中々変わりません。(世界同時不況に入らないと難しい)

物価もそうですが、人件費高騰が始まるとどの国もそうですが中々止まりません。(大不況がくれば止まります)

★トレンド転換!!円高ドル安へ?★

次は為替レートです。

ドルが徐々に弱含み、ドル安円高が形成されつつあります。

最近は「第二のプラザ合意があるのでは?」と噂されていますね。

徐々に円キャリートレードの逆回転が始まっています。

普通なら米国金利が下がり、日本との金利が縮み、相対的に円高ドル安に進むのですが今回は少し違います。

今回は米国そのものの信用不安からです。

だから金利が下がらずにドルだけ下がる。

だからトリプル安!!

チャート的には移動平均線が完全にクロスしていますのでトレンド転換していますが、今後どうなるか。

為替だけは予想は本当に難しいですね💦

ユーロも同様にドルに対して強くなってきています。

米国の通貨が世界各国へ流れ始めています。

ちなみに相関図を見てみるともし今後円高ドル安がグングン進行すると同じくらいの比率で米国株も下落する可能性があります。

★米国長期債券は高止まり中★

トランプ大統領も言ってたみたいですが、最も懸念すべきは国債でしょうね。

リセッションに突入する可能性が高い時に金利が高止まりしてしまうと最もキツイ状態であるスタグフレーションだからです。

インフレ・金利高・不景気です。

ただ現状を見ると高止まりする可能性は高そうです。

次は金利の動きが分かりやすい長期債券の米国30年国債チャートです。

リセッションが近づいているや、インフレ値(CPI値)の徐々に下落していることから金利が下がっていくかと思いきやここにきて急ブレーキ!!

トランプ関税により再度上昇を始めました。

市場はトランプ関税により再度インフレ率が上昇すると見ています。

ということは金利は下げられなくなる。

まあ、あの政策は普通に考えると物価は上がるでしょうね。

あれだけ輸入品に関税かけちゃうと。

金利が上がるということは、悪い言い方をすると債権の買い手がいないということです。

だから金利を上げざるをえない。

人気ならば、金利を下げても購入者が殺到しますからね。

現在はその逆です。

債券の買い手が徐々に減っている状態です。

これは米国にとって中々な試練ですよ。

ヘタしたら長期間、金利は高止まりする可能性も出てきました。

でもそれは想定しておくべきです。(今後下落すると楽観するべきではない)

下がればラッキーくらいに思って戦略を練ったほうがいいです。

1960年~1980年初頭まで実に約20年間米国金利が上昇していき、最終的にプライム・レートは最高時には21.5%まで急騰し、30年物国債金利で14%台を記録していたらしいですからね。(この頃は「株式の死」なんて言われていました)

その頃に比べると今の5%なんてかわいいもんです。

ただし私は今後は最安値を更新するたびにナンピン買いしていく予定です。

みんなが悲観の時に買いに行きます。

あくまでも無理しない程度です。

米国がデフォルトしたら、それこそ株式も通貨もめちゃくちゃになりますし米国ならばどこかに戦争を仕掛けてでも対策しますので、何しても無駄ですのであえて損を覚悟でリスクを取りに行きます。

良いように考えれば、高金利を安値で買えるバーゲンセール開始です。(現在4.9%あたり)

しかも今後は円高になる可能性が高いのでさらに安く買えます。

★トリプル安が頻繁になると米国から世界へとトレンドが変わる★

今後米国に集まった世界中のマネーの逆回転が始まり、世界分散投資が主流となりそう。

トリプル安が続くと言うのはそういう事です。

米国株・米ドル・米国債券がすべてグラつき始めている。

私の予想なので当たりませんから、ほどほどにね。

最初はゴールド、そして大幅な財政出動が予定されているヨーロッパ諸国(特にドイツ)、そして米国発の通貨危機が始まり信用不安後からの新興国に連鎖していくと思います。

その後に米国の金利が落ち着き始め、米国株の復活というシナリオ(笑)

既にゴールドやヨーロッパ株はアウトパフォームし始めていますので、このままいけばトレンドになりそうです。(知らんけどね)

私の当たらない予想ですが、今後の米国は長期の株安・債券高・ドル安に突入する可能性が高いと思っています。

何度も言いますが、一度トレンド転換が始まると過去を見ても中々もとに戻りません。

日本?

日本は米国よりもマシな程度でしょうか。

米国と一緒に下落して、債券も下落中です(金利は上昇中)。

しかし通貨だけドルに対して強くなる・・・はず。

そうならなければ日本もトリプル安になります。

そうなればたとえ円安であろうが、もっと海外に資金を流さないと防衛出来ません。

これまでは日本は円か国債が強みだったのに・・・。

米国はまた10年後くらいに会いましょう(笑)

しかし私は主流の長期投資は米国株のままです。

最終的に米国が強いのは変わりません。

それは変わりません。

次の10年後・20年後の上昇トレンドに向けて地道に積み立てます。

積立投資は長期停滞期間があればあるほど次の上昇トレンドに強いです。

超長期で見れば米国株は右肩上がりで、それは過去一度も外していません。

しかし私はもう51歳。

20年後は70歳の爺です(笑)

なので敢えて米国株をやりつつ、世界各国へ分散、債券、そしてゴールド・不動産とさらに分散幅を広げます。

どれかが下がるとどれかが上がるというのが目標です。(相互補完)

FIRE間近でもありますので、次の資産拡大を狙うよりも資産の下落を最小限にとどめる戦略に変更です。

(しかしインフレ率よりかは良い利回りを目指します)

※投資は自己責任にてお願いします。

私はFIRE間近で長期投資を主にしていますのでリターンよりもリスクを極力下げる分散投資のためにこのような分析をしています。


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コメント

  1. 黒田順之助 より:

    殆どの人が「長期投資と自分に金銭が必要な時期」に言及しない。
    病院に紐付けられた歳に成って一億円が出来ても仕方ない。
    ソレを無視して長期投資は勝てると言っても本当に虚しいです。
    やっぱり「必要な時に在る」のが大事で「青天井に増やす」のが
    大事では無いんですよね。
    ソレを加味して「先ずは減らさない」事に注力するのは
    素晴らしいと思います。

    • あー君 より:

      >黒田様
      いつもありがとうございます。
      言われている通りですね。
      どうしても若くて資産形成期の人がほとんどなので、目標が青天井になりがち。(それを目標にするのは悪いことでないが)
      そしてXやネットの世界での株クラスタは上位数%の超トップが異常に目立ちますからね。(数億円クラスがゴロゴロ)
      私から見たら、そちらの方がリスクを恐れないネジが外れている異常な世界です(笑)
      リスクとリターンは表裏一体。私の場合はもう既に50歳を越えて自分の欲をある程度コントロール可能なので増やすよりも減らさない努力くらい。
      言われる通り「必要な時に在る」と言うのが一番大切。
      20年・30年後に資産が爆増するって言われましても私の年齢じゃあ・・・ってな感じです。