しんどい時代になってきましたが、いい傾向だと思います。
№9064ヤマトホールディングス(株)が急上昇して、株価は本日の上げ幅は179.5円高い2454円で終了、今朝の日経新聞一面記事が買い手掛かり材料となったみたいです。
市場は好材料とみているみたいですね。
日経新聞によると同社は「即日配送」などに現在の人員では限界が来ており、人手不足に対応、慢性的な残業問題改善を盛り込み、会社側も応じる方向みたいです。
最近の急激な個人宅配の激増
ネット通販の普及により個人向けの宅配が激増しています。
なお時間指定や次の日配達などの過度なサービスが対応出来なくなっているのが現状です。
運送会社は現在慢性的な人手不足に陥っています。
最大手のヤマトに続いてその他の運送業者も続々と
おそらく佐川急便やその他の運送業者も続々と業務改善していくと思います。
僕の会社に配達にくるお兄ちゃん達に聞いてもみんな同じような返答がきます。
「荷物量自身は年々減っていっているが、個人宅配が多くて配達点数がかなり増えて配達が追いつかないよ、不在の人も多いし手間がかかる、2回配達しても同じ料金だし・・・」
今後は送料一斉値上げの可能性あり
今後は送料をかなり値上げしてくると思います。
値段しかり人員が限界にきていますからね、仕方がないと思います。
通販会社は今後大変になると思いますが、アパレル業界の僕らからしたらいい傾向ですね。メーカー側からしたら通販の商売は細かいうえに在庫も必要で値段に厳しすぎます。正直メーカー泣かせです。
過度のサービスが日本を追い込む
サービスを受ける側は確かに助かりますし有難いのですが、サービスが当たり前までいくとやっている側が精神的にかなり参ってきてしまいます。
現在の日本のサービスの良さは昔と違ってほとんどサービス(無償)でやっています。
海外みたいにチップを取れば別ですがね。
なので結果的には過度のサービスをしても消費者は助かりますが売り上げ(給料)も増えませんし、仕事量も増える・・・・それがループしていくので結局はみんながしんどくなる。
しんどくないのは、サービスだけを受ける人、働いていないリタイアしている人ということになります。