花火は「魂の鎮魂」という意味もあります。
まいど、あーくんです。
昨日は私の身内のお墓参りに行ってきました。
お盆休みは人がたいへん多く、とても暑かったので日にちをずらしてお墓参りに行ってきました。
夕方に行ってきましたので、涼しくて気持ち良かったです。
今日はお墓参りに行くことでの精神的な健全性の保持について簡単に語ろうと思います。
※あくまでも私の独断と偏見であります、あしからず。
お墓参りは精神的安定をもたらす?
前もって言っておきますが、私は霊魂のような類はあまり信じてはいません。
今回は「あくまでも自分自身の心にも良いですよ」と言いたいのです。
建前と言っちゃあ変ですが、お墓参りはご先祖様を弔いに行く所です。
ご存知でしょうが、お盆とは、あの世(浄土)にいる私達の祖先が現世に戻ってくる期間です。
この時期にお墓参りに行ってご先祖様に報告します。
宗派によってやり方はいろいろとあるでしょうが、お墓に来たらまずは綺麗に掃除をしますでしょ?
この掃除をして、綺麗にして、線香を焚いて、ご先祖様に報告する。
この一連の作業は、先祖はもちろん自分自身も気持ちのリセットとなり、大変心が洗われた気にさせます。
なんだかスッキリしません?
この一連の作業が大事らしいのです。
行って、拝んで「ハイ終わり」じゃ意味がありません。
私は霊魂とかそういった類のものは信じていませんが、こういった心理学的な説は信用しています。
心理学的には喪を服すこと(悲しい時はキチンと悲しむこと)は大変大事と言われていますが、このお盆という行事も毎年同じ時期にお墓に向かい、ご先祖様のことを考え、自分の心を整理して、心の中でご先祖様に語り掛ける。
こういったルーティンをこなすことで、精神の健全性が保たれるみたいです。
正直に言いますと罰当たりですが、若いころは大変面倒くさく感じ、合理的では無いとさえ考えていました。
しかし、これは精神的な面でいうと大変合理的な方法と知りました。
こういった儀式は心の区切りをつけやすくして、健全性を保つ
お盆以外にも日本にはいろいろと儀式というものがあるじゃないですか?
卒業式や結婚式、成人式、などなど数を上げればきりがありませんが、私も何だか面倒くさいだけだなとしか考えていませんでしたが、節目節目の精神のリセットと言う意味では大変有効な手段らしいです。
今までの自分と区切りをつけ、新しい自分で問題に取り組む。
昔と違い、現在はこう言った儀式が大変希薄な時代です。
時代なので仕方が無いのですが、近代はこういったリセットが無いために境界が希薄になり、精神的葛藤(うつを代表に)が多発すると言っている学者さんもいっているほどです。
昔の社会的・宗教的強制時代と違い、自由な社会になった現在は自分自身でかなり意識的に人生の節目節目をつくっていくしかないそうです。